先日、メンズファッション協会(MFU)のファッションマーケティング研究会「ファッションビジネスの今後 〜ブランドビジネス・百貨店メンズの課題」に行ってきました。
セミナー講師はオチマーケティングオフィス代表の生地雅之(おち・まさゆき)氏でした。生地氏は某アパレルのメンズ部門で取締役を務められた経歴があり、百貨店メンズのスペシャリストです。



最近のファッション衣料の売れ行きはかなり悪く、生地氏も「全国的に昨年秋からひどい状態。その中でもメンズ衣料はさらに深刻」と説明した。
不景気感をあおるような文章は良くないなあ、と思いながらも約1年間ファッション品の売れ行きは悪いようで、好調といわれていた東京でも一握りのブランド以外は厳しいといわれています。


百貨店はそれぞれ「ファッション感度が高い」や「65歳以上のお客が多い」など得意分野があるが、客数を増やすためには新規客層を取り込む必要がある。そこで生地氏は「ファミリーを狙う。65歳に強い百貨店ならその子供の35歳を取り込むべき」という。しかし、65歳に強いM越百貨店は、実際には55歳を狙おうとしている。「10歳下の年代層は、今までその百貨店に来なかった客層。今まで来なかった客層を来させるのは並大抵の努力では無理。それよりも子供時代に親に連れられて来たことがあり親しみを持っている35歳を店に来させる方が圧倒的に楽です」と指摘する。


順を追って説明されると「なるほどな」と納得できる。当たり前のことを当たり前にこなすのが最善の施策であり「素人の目、プロの技」(生地氏)でリニューアルすることが求められているといえそうです。


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